【七福神】(シチフクジン)
.....福をもたらす七体の神。仏教、民間信仰、実在の人物に由来する。日本で14〜16世紀頃に七体に整えられ、17〜19世紀頃に信仰が盛んになった。
寿老人と福禄寿を同一と捉え、他の神を入れ七体とすることもある。
七体の選定は、純粋に福にまつわる神を選んだというよりも敢えて異形の神々に福を願ったように思える。

*弁財天  :元は印度の河川の女神。弁舌・音楽を司る弁才天が、日本では財福を司る弁財天となった。仏教では琵琶を弾く天女の姿。
*毘沙門天 :元は印度の悪霊の長。仏教では四天王の一として甲冑を着け矛を持ち、財宝を施す守護神に。
*大黒天  :元は印度の暗黒の神。神道の神と習合し福の神に。印度では剣を携え髑髏の首飾りを巻く異形の神が、日本では米俵に乗り打出の小槌を振るう好々爺に。
*恵比須  :元は日本の豊漁の神。神道の神と習合し福の神に。海の向こうからやって来たので釣竿・鯛を持つ。後に商売繁盛の神となる。
*布袋   :元は中国の仏教の禅僧。9〜10世紀の人で、名はカイシ。半裸で太鼓腹、杖と布の袋を持つ。
*寿老人  :元は中国の伝説の人物。11世紀の人で、白髪で髭をたくわえ杖を持ち鹿を従える。長寿を授ける星の化身とも。
*福禄寿  :元は中国の道教の思想。「福=幸福」「禄=財産」「寿=長寿」を象徴化した存在。頭の長い小柄な老人で鶴に乗る。


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