●質問
A 2012/02/20
初めまして。
この度初めて刺青を入れようと考えている者です。

題材を決めた後に、和彫りの魅力に魅かれました。
しかし、その題材の刺青は洋彫りではよく見受けられますが、和彫りでは見つけられませんでした。
題材は洋柄といいますか、カタカナのものです。
やはりそのような外国のものを和彫りにするというのは、外道でしょうか?
また、和彫りの定義的に不可能なのでしょうか?
今ではその題材にも和彫りにもこだわりを持ってしまっていますが、彫師の方に不快な思いをさせてまで彫って頂くのは如何なものかと思い、こちらで質問させていただきました。
抽象的な質問になってしまい、申し訳ないです。

Re:
彫陳 2012/02/20
初めまして。彫陳です。

「外国のものを和彫にするのは外道か」との事ですが、一概にそうは言えません。
「外国のもの」という意味では、和彫の題材に於いても、龍は中国等から輸入した概念ですし、虎は日本に居ません。菊も牡丹も中国原産ですし、仏教も密教も元は印度の宗教です。
西洋の題材でも内容によっては和彫と親和性の高いものがあるかも知れません。

「和彫の定義」とありますが、これは人により或いは場合により様々です。彫師によっても様々ですし、単に見る者にとっても様々です。
大規模な額彫のみを和彫と称す事もあれば、小規模な刺青を含む事もあります。手段としての「手彫」「手描」等が挙げられる事もあります。
当所では「和彫と洋彫の違い」は「和食と洋食の違い」と説明しています。明確な線引きはありませんが、包括的に「和/洋」を感じるものかと思います。

和彫の表現とは、書道/水墨画/浮世絵等に由来する所の多い「不器用な表現」です。
又、彫師それぞれの器材/技法/表現手法がありますので、実際にその題材を当該の彫師に提案してみない事には何とも言えないと思います。


Re:
A 2012/02/21
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
なかなか解決できず悩んでいたので本当に助かりました。





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